"賃貸物件というのは、とにかく何度も引っ越しを繰り返しているような人にはまさにピッタリの物件を言えるでしょう。
確かに分譲物件を購入して、自分のモノにするのも一つの理想ですが、慌てて購入する前に賃貸が便利です。敷金は家賃の保証になるために、大家さんもしくは管理会社に預けておく保証金となります。
退去時の現状復帰費用で使用されたり、また家賃の滞納があった場合にその補填分として敷金が使用されます。
礼金は大家さんに部屋を貸してもらうためのお礼の意味として渡すお金なので、解約後も返金されることはありません。
一般的に賃料の1〜3ヶ月分が礼金として支払うこととなりますが、今では礼金という習慣そのものを無くした物件も多くあります。

 

退去時の敷引きの扱いについてはトラブルになりやすい傾向があるために、国土交通省から「ガイドライン」が提示されています。
敷金を巡ってのトラブルが多いことから、事前にこのガイドラインの情報は確認をしておくようにしましょう。"

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敷金の使われ方と礼金に注意しようブログ:191110

中国人の彼氏にプロポーズされたのは
大学卒業の直前だった。

母は反対した。
彼が気に入らないからではなく、中国が遠いからだ。

母も田舎出身のパパと結婚するとき、
同じような理由で祖母に反対されたそうだ。
また、一人女の子のわたくしを遠くへ嫁がせたくないのも本音であった。

そんな母の気持ちを心の奥底にしまい込み、
わたくしは卒業と同時に中国人の彼氏と結婚した。

新婚生活は貧しかったが、平穏で幸せだった。
わたくしはこれまで勉強一筋で料理、家事に無縁だった。

夫はそんなわたくしによく辛抱してくれ、
休日には台所に入って料理もしてくれた。

夫の自慢料理は、
友人の間でかなり人気のある焼き餃子だ。

しかし、
その餃子を食べると無性に母の味が恋しくなった。
記憶を辿り母の料理姿を思い出しながら作ってみたが、
餃子は穴が開くし、肉まんは膨らまない…
何一つうまくできなかった。

90年代初期の中国の一般家庭には
電話もファックスもなく、日本からの国際電話の料金は非常に高かった。

一ヶ月に一回だけ決まった時間に
母の勤務先へ電話をかけた。
日本の生活の様子、両親の近況など聞くだけで
あっという間に1時間が経ってしまう。

当時、1時間の国際電話料金は約1万円で、
薄給のわたくしたちにはかなりの出費だった。
わたくしの郷愁を癒すには惜しくなかったが、
レシピを聞くにはもったいなかった。

「何を食べているの?」と母は毎回聞く。
料理のできない女の子のことが心配だったのだろう。
「スーパーへ行けば何でもあるから、便利よ」と
ごまかすことしかできないわたくしだった。